こんにちは。
かれこれフリーランスを10年以上やっています星月夜のmegです。
フリーランスってそもそもなんでしょう?
カタカナで言うなよ、ただの自由業だろう??
そうですとも!今回はフリーランスの仕事についての記事を書いていきます!
フリーランスの職種は?
フリーランスとは、「組織に属さずに自分のスキルで働く人」を指します。
自分の技能をサービスや成果物にして、提供することで報酬を得る人たちです。
個人事業主や自由業とも言いますよね。
どんな職種があるかというと
- デザイナー
- イラストレーター
- 陶芸家
- ハンドメイド作家
- ユーチューバー
- インスタグラマー
- 動画編集者
- エンジニア
- マーケター
- データサイエンティスト
- 編集者
- 小説家
- 演奏家
- 美容師
- スポーツトレーナー
- モデル
- カウンセラー
- 占い師
などなど、様々です。
コロナ禍で増加するフリーランス
フリーランスはコロナ禍を機に一気に増えました。
世の中の動向で社会が大きく変わるとき、人もまた変わらざるを得ません。
そして、戦争が始まって物価の高騰。
私たちは、何か試されていると思わずにはいられません。
働き方の見直し、思い切った転職、お勤めの方がリモートワークになったことをきっかけに副業を始める。
今は、副業フリーランスやパラレルワーカーというまであります。
在宅ワークが市民権を得て(フリーランスは元々やっていた方には今更感かもですが・・・)、在宅ワークの良さに目覚めた人たちも流入しているのかもしれません。
しかし、私はその頃はまだ印刷会社でパート勤務していたのですが(補足ですが個人事業主はパートタイムで働くことが可能です。青色申告は毎年しています)、フリーランスがもてはやされることには多少の疑問を感じていました。
というのも、フリーランスの大変さや楽しさも、企業で働くことのメリットもデメリットも両方とも感じていたからです。
それは今までの私自身の失敗経験からくる見解でした。
フリーランスの大変さを知っていると、企業で働く良さがわかる
私は10年ほど前から、細々とデザインの仕事をしていたんですけど、今思うと恐ろしいなと思いますが「何も知らずにやっていた」のです。
それで、色々と苦労をしました(当たり前です)。
失敗例は、まず印刷がうまくできないことです。
画面で見る色合いと印刷の色合いは全く違います。
出来上がりに納得いかないことが多く、時に自腹を切って印刷をしなおすこともありました。
そんなことをしていては、儲けはありません。
また、いろーんな嫌な思いもいっぱいしました。
同業種の方が、クライアントさんに圧力かけて仕事を奪われたり、盗作されたり・・・涙。
その時は相手を恨みもしましたが、最終的には自分のやり方を見直そうと思いました。
このままではいかんと、印刷会社に潜り込み、イチからスキルを身につけることにしました。
印刷会社なので主にDTP(デスクトップパブリッシング)に従事します。
DTPとは?
デスクトップパブリッシングとは、印刷のデータをパソコン上で作ることです。
印刷と言われるものならなんでも、名刺、チラシ、カタログ、冊子、看板やのれん・・・
Adobe社のソフト、主にイラストレーターとフォトショップを使ってデータを作成します。
そこで印刷にまつわる繊細なデータの作成方法を先輩方から教わりました。
入社初日に、プロはやっぱりすごいなと思ったエピソードがあります。
印刷は大きな印刷機が工場にあって、版を焼き、4色や2色、または1色で印刷をします。
カラーのチラシなどは大体4色機でデータを刷るのですが、仕上がった印刷物を見て、「今日の黒、綺麗ね」と言われていました。
黒が綺麗・・・
そんな一言ですが、私はああ、すごいと思いました。
印刷機は、その日の気温や湿度の影響を受けやすい繊細な機械です。
実は印刷の色は、微妙に日によって変化します。
まあ、本来は変化することは印刷屋さんとしては良くないんですけど、印刷機って版画のようなものなのでインクののりなどがどうしてもイマイチの日があったりするんですね。
その違いを見極めて美しい色合いを出すのが印刷のお仕事なのです。
印刷の色はCMYK と言ってそれぞれ、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色で表現されます。
当たり前と言えば当たり前なのですが、プロフェッショナルはやはり、その日の色を微妙に見極めて、違いを発見し、時にCMYKの数値を1%単位で修正します。
そして、どの紙に印刷するかによっても、色味は大きく変わります。
経験から、色味がどう変化するかをあらかじめ予測し、試し刷りをしながら調整したりします。
さらには、外部のデザイナーさんが入稿してきたデータの場合、先方の制作環境を加味しつつ、画面で見ているデータと実際の印刷の出方との齟齬を調整したりします。
もう、ここまで来ると職人です。
私は、正直そこまでできません。
四半世紀ほど働いている先輩たちはそれができます。
なので、もっぱら私は相談してました^^
こういう方がいる印刷屋さんはとてもいいです。
今は、皆さん簡単にネットプリントを活用する方が多いと思いますが、大事な印刷物はやはりプロにお願いしたいと心から思います。
紙の印刷には高いスキルがいるということを学んだことは、とても良かったなと思います。
やっぱり、経験はとても大事です。
営業さんや事務員さんがいること
あと、企業の良さはなんと言っても、営業さんや事務員さんがいることです。
フリーランスだと、営業も事務仕事も経理も校正も、何もかも一人でしなくてはなりません。
私は、特に事務仕事や経理が苦手です。
毎年申告の時期が近づくと、テンションが下がります。。。
しかし、企業は分業制です。
なので、デザイナーは制作に集中することができます。
また、体調を壊した時も、子どもの行事でお休みがどうしても欲しい時なども、仲間がいれば助けてくれます。
たまに迷惑もかけますが、それはお互い様。
いつも、私ができることなら、やりますよっていうスタンスでいました。
それまで、全部一人でやっていたので、パート勤めを両方するようになって、つくづく助けてくれる存在がいるのは有り難かったです。
そして、一人で全てをやるには限界がありますが、チームで仕事をすれば成果は大きくなります。
営業が仕事をとってきてくれる!
校正をしてくれる人がいる!
給料日に給料が振り込まれる!
そんなことは当たり前だと思いますか?
私は思いません。
始めから企業だけに勤めていたらわからなかったことです。
私は経験が浅いままフリーランスをしていて、未熟な自分を一掃したいと行動へ移しました。
普通は順番が逆でしょうね。
今となっては、本当に行動に移して良かったなと思います。
ちなみに校正に関しては、ネットプリントだとオプション料金を請求されがちですが、私の勤める印刷会社は込み込みでした。
今思うと、良心的過ぎますよね。
その分、実は校正者さんは大変ですが、小さな田舎の印刷屋さんの素晴らしい点です。
フリーランスに戻って思うこと
フリーランスのメリット 仕事モードスイッチオン!
再び、フリーランス単独に戻って、また一人で色々なことをやっています。
スケジュール調整、アポイント、打ち合わせ、アイデア、提案、校正、印刷、納品・・・
大変なことも多いですが、でもやっぱり私には向いているなと思います。
メリットとしてはまず、出勤が0秒。
ギリギリまで家事をこなし、切り替えさえできれば、仕事ができます。
私の切り替えるためのポイントは、化粧をすることです。
その日、誰にも会う予定がなくとも化粧をし、仕事モードを発動させています。
まだまだ子育てには何かと手がかかる人にとっても、この働き方はおすすめです。
日中、用事があれば出かけることもできます。
そういう時は、夜に仕事をしたり休日にも仕事をします。
ただ、それだけに24時間365日が仕事にもなってしまいます。
きちんとオンオフの切り替えをし、休息も取れるように自分で調整しなくては、長く続けられないと思っています。
実は意外に多い、「これしかできない」
「フリーランスをやっている人は、結局スキルが高くて能力に秀でているからできるんでしょ」
と、思われる方もいるかもしれません。
確かに、そういう方もいらっしゃいます。
けれど、私自身が見てきた方には「これしかできない」「この働き方しかできない」という方もたくさんいます。
スキルはめちゃくちゃ高いのに、組織の人間関係に疲れてしまう人。
お家で子どもを見てあげたい人、見なくてはならない人。
様々な事情で「そうせざるをえない」人って実は意外に多いのです。
組織に属したくても属せない人も中にはいるんですよね。
そんな私自身も、組織は苦手な人間ですし、子育てしながらできることを始めた延長で今があります。
多様性を謳うのであれば、どんな人がいてもいいし、どんな働き方があってもいいと思います。
社会性には欠けるけど、とても良い感性の持ち主が作るデザインって、私は全然アリだと思います。
周囲の人が理解をし、助け合って、いいものができる仕組みって、あると嬉しいですよね。
デザインの世界でもそれが実現できたらいいなって思っています。
そして何より!一番には!
好きなことを仕事にできること。
これに尽きます。
私がフリーランスが楽しい理由です。
これからもずっと学びは続くから
しかしながら、フリーランスは毎日が勉強!
売り上げも気になりますし、不安は尽きません。
この1年はウェブの勉強もずっとしていますし、最近はマーケティングの勉強もしています。
世の中は常に変わるので、一生勉強だと覚悟しています。
申告も今年から電子帳簿が義務化されましたし、インボイスも始まりましたね…
星月夜のはインボイス事業者は今のところ未登録です。
どうかなと思ってますが、それほど影響を受けていません。
フリーランスを悩ませるインボイス制度。
反対をしているわけではありませんが、ちょっと様子を見ています。
また登録することがあれば、お知らせしますね。
ちょうどいい機会なので、料金や制作の流れについても見直して、掲載しています。
まだ思案中ですが、これから星月夜の新しいサービスやデザインの新料金プランも近々お知らせしたいと思っています。
そして、いつかはフリーランスでありながら、仲間と共に仕事ができる理想の形を築きたいと思っています。
まだ手探りですが、ちょっとずつそういう働き方ができてきています。
そのあたりも、また別の機会に記事にしますね!
働く時間は一生のうちに多くの時間を費やします。
フリーランスだろうと勤め人だろうと「自分らしく働く」ことができることが一番だと思っています。
以上、フリーランスの実態でした!