センスオブワンダーの感性【子育ての話】

感性とは?

「感性がいい」や「感性が光る」という表現をよく耳にします。
でも感性って一体なんでしょうね。
インターネットで調べてみたら・・・。

感性

「印象を受け入れる能力。感受性。
また、感覚に伴う感情・衝動や欲望」

Oxford Languages and Google

感性とは、天性のものなのか
育てるものなのか
失うものなのか
取り戻せないものなのか
ついつい私はそんな風に考えてしまいます。

センス・オブ・ワンダー

そんな時に参考にしたい本をご紹介します。
レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』です。

センス・オブ・ワンダーとは神秘さや不思議さに目をみはる感性のこと。

子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。
残念なことに、わたしたちの多くは大人になるまえに
澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力をにぶらせ、
あるときはまったく失ってしまいます。

中略

子どもといっしょに自然を探検するということは、まわりにあるすべてのものに対する
あなた自身の感受性にみがきをかけることです。
それはしばらくつかっていなかった感覚の回路を開くこと、
つまり、あなたの日、鼻、指先のつかいかたをもう一度学びなおすことなのです。

レイチェル・カーソン著『センス・オブ・ワンダー

自然への畏敬の念を忘れがちな現代人。
彼女の遺言だとも言われるこの本は、今も色褪せぬ強いメッセージ性のあるものだと思います。

人類は多くのものを得たのでしょうが、もともと私たちが生まれながらに兼ね備えていた素晴らしい感性の泉を枯渇させてしまってはいないでしょうか?

永遠なる感性

海洋生物学者でもあったレイチェル・カーソン。
地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで生き生きとした精神力をもち続けることができると述べています。

つまり、それはセンスオブワンダーは生涯を通して持続するということです。

子どもには、自然の美しさに触れさせて、そのありのままの感性を見守り育む。
親は、そんな子どもから感性を学びなおすことができる。

私はそんな風に信じます。
なので、子育て中の方は子どもとの時間をうんと楽しんでほしいなって思います。
その経験はいずれ、仕事にも役に立つ日が必ずきます。
私もそう思ってやってきました。(男子2人の母です)

感性を大切に子育てもお仕事も彩り豊かでアートフルに。
星月夜はそんな想いを持っています。

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